ビールについて調べてみた ~白ビール編~
今回は『白ビール』についてです。
私自身、『白ビール』って言葉は普段使わなくて、『ホワイトビール』とか『ヴィット』とか『ウィート』とか『ヴァイツェン』とか『ヴァイス』とか適当に言ってしまうのですが、なんとなくごちゃまぜに使っている気がして、きっと言葉が違うんだから意味も違うんだろうと思ったわけです。
そこで調べてみることにしました。
もちろん、この手のビールが私の好みだったことも、調べるに至った理由のひとつです。
Wikipedia によると『白ビール』とは…
白ビール(しろビール)または小麦ビール(こむぎビール)とは、小麦を多くの割合で使用して醸造したビールである。白ビールにはまた、大麦麦芽もまた使用する。白ビールは通常上面発酵である。
『白ビール』と『小麦ビール』はここでは一括りにされているので、似たもの同士ってことかな。同じジャンルのものを「色」で見るか「原材料」で見るかの違いということかしら。
そして、「通常上面発酵」っていうことは、いわゆる「下面発酵のラガーか上面発酵のエールか」という分類で言えば、白ビールはエールに分類されるということですね。
ふむ。
続けると…
一般的な白ビールには、ベルギーのヴィット(witbier 、またはベルジャンスタイルホワイト)とドイツのヴァイスビア(Weißbier、またはヴァイツェン)がある。ヴィットは伝統的にコリアンダーやオレンジピールで風味付けし[2]、ヴァイスビアは伝統的に50%以上の小麦麦芽を使用した明るい色のエールである[3]。ヴィットとヴァイスビアは、薄い色のビールであるため、歴史的に白ビールと呼ばれている。
ベルギーの白ビールにはコリアンダーやビターオレンジピールといった香辛料が加えられ、ほのかにフルーティーな風味が加えられている。他のように小麦麦芽だけでなく、麦芽化していない生の小麦を使用して醸造される。
ドイツの白ビールはドイツ西部(バーデン=ヴュルテンベルク州)および北部でヴァイツェン(小麦)と呼ばれ、バイエルン州でヴァイスビアまたはヴァイス(白ビールまたは白)と呼ばれる。ヘーフェヴァイツェン(Hefeweizen、ヘーフェはドイツ語で酵母)は、濾過していない白ビールの名前であり、クリスタルヴァイツエン(Kristallweizen)は濾過した小麦ビールである。
ベルギーは『ヴィット』(言語的には白)、
ドイツは『ヴァイス』(白)と『ヴァイツェン』(小麦)があるということかな。
しかも『ヴァイス』っていうのはバイエルンのみで使われる『ヴァイツェン』の名称もしくは分類ってことでいいんですかね。
バイエルンって特別に何かあるんでしょうか?
こういう感じでまとめられています。
白ビールは、醸造場所と製法の細かな相違により名付けられる。
・ヴァイスビア(Weißbier)またはヴァイス(Weiße )
ドイツのバイエルン州でのみ使用する。ヴァイスはドイツ語で「白」。
・ヴァイツェン(Weizen)
バイエルン地方以外でのドイツでの上記の呼び名。
・ヘーヴェヴァイス(Hefeweißbier)またはヘーフェヴァイツェン(Hefeweizen)
「ヘーフェ」はドイツ語で酵母。ビールが濾過されていないため容器に沈殿物が残っている。
・クリスタルヴァイス(Kristallweißbier)またはクリスタルヴァイツェン(Kristallweizen)
ヴァイスが濾過され、ビールがの外観は透明(クリスタル)である。
・ドゥンケルヴァイス(Dunkles Weißbier)またはドゥンケルヴァイツェン(Dunkles Weizen)
濃い小麦ビール。(「ドゥンケル」はドイツ語で「濃い」)
・ヴァイツェンボック(Weizenbock)
ドイツ由来のボック (Bock) スタイルの小麦ビールである。このスタイルの例は、ドイツ ケルハイムのG. Schneider & Sohnブルワリーが造るAventinusである。
・ヴィット(witbier)
ベルジャンスタイルの白ビールのオランダ語の名前。
・ビエール・ブランシュ(bière blanche)またはブランシュ(blanche)
フランス語での白ビールの名前。
いずれにしても、『白ビール』って…
「原材料に小麦が使われていて、白く薄い色をしたエール」
と考えれば良さそうですね。
言葉の違いは、原材料か色かの違いであり、産地の違いであり作り方の違いでもある、とも解釈しました。
おっと『ウィート』のことを忘れていた!
英語では小麦なので、やっぱり白ビールに分類されるのかな?
こういうのもありました。
通常ビールの醸造には大麦を使用するのですが、その大麦に加えて生の小麦または小麦麦芽をかなり大量に使用したものをホワイトビールといいます。
たんぱく質の含有量が多いので泡持ちがよく、発酵過程で非常に淡い色の泡を造ります。色が淡くなり、濁ったものができるので、白濁を嫌うブルワーは比較的たんぱく質の少ないウィンター・ウィート(冬蒔き小麦)を使う場合もあります。
爽やかな口当たりが特徴で、その特有の酸味が喉の渇きを癒す働きがあります。
かつてピルスナーがまだ無かった頃のエールに比べて色が淡い上に、酵母やたんぱく質のため白く霞がかってみえたので、ホワイト(白)ビールと呼ばれたと言われています。代表的なスタイルとして、ベルジャンスタイル(ヴィット<ウィット>/ビエール・ブロンシュ)、北ドイツスタイル(ベルリーナ・ヴァイセ、ケルシュなど)、バヴァリアスタイル(ヴァイツェンなど)、アメリカンスタイルなどがあります。
<各国の呼び方の違い>
言語 白 小麦 英語 white wheat 蘭語 wit tarwe 独語 weiss weizen
言葉本来の意味としては…
white ホワイト = wit ヴィット = weiss ヴァイス
ということですね。
もうひとつ。
『バーレーワイン(バーレイ、バーリー)』というジャンルのビールがありますが、”バーレー Barley” っていうのは英語で “麦”。
上で書いたのは “小麦” とか “小麦麦芽”。
あと “大麦”。
これらの違いについては正直わかりません。
今の自分にはあまり必要ない知識かな。
今回はここまでわかっただけでお腹いっぱいなので、やめておきます。
では、また。
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